木灰釉あわび鉢
もくばいゆう あわび ばち







土の中の小宇宙で踊るお料理を慈しむ和食器
圧倒的な存在感で見るものを魅了する和食器のご紹介です。
作者 村越琢磨氏みずから土を掘り、形成の難しい自然土と語らうようにロクロを回しながら最後の一瞬で見事に楕円にしてしまいます。 高い技術に裏打ちされた勢いのあるこの鉢の形は、そんな風景から生まれるのです。
釉薬は、やはり自然木であるクヌギの木を焼いて灰を作り、アク抜きをせず独特の風合いを出しています。
この鉢自身、素晴らしい存在感を持ちながら、日常のどんなお料理でも優しく包み込み最高のパフォーマンスを引き出してくれる懐の深さは、この和食器のそんな生い立ちを聞けばおのずとうなずけます。
次回入荷の際は作り手の要望により価格が上がります。ご了承お願い申し上げます。
●大切なお願い●
現在お届けしているお品たちのイメージ写真です。
形デザインはいつも通りひとつひとつ躍動的で個性があります。 木灰釉のシックな緑の釉薬だまりは比較的綺麗で、ベンガラ(鉄)の黒模様が効果的に出ています。 お求めの際はこのコーナーの写真8枚を必ずご参考にご了承のうえお申し込みください。








全ての工程をひとりで行うすべてが違う「作品」



表情豊かなあわび鉢
様々な角度で違う表情を見せるこのあわび鉢、日常で一番お使う事の多い大きさに仕上げていただきました。
菓子器としても素敵な和食器ではないでしょうか。



自然と語らっていただきたい和食器なんです
クヌギの木の釉薬が美しく流れ、底に釉薬溜まりを作り、自然土らしく荒々しい凹凸が見られます。
まさに自然そのものを感じながら、語らいながらお使いいただきたい和食器ですね。
一つ一つのラインの美しさは、作者のセンスに裏打ちされたものですが、全体の形や色は全てバラつきがります。 一つとして同じお品はありません。





釉薬だまりには、貫入があり、白い結晶が所々に見られます。
とても魅力的な風景です。
原料土そして釉薬とも作者村越琢磨氏みずから採掘し作る為、毎回焼き上がりが違います。
今回の焼き上がりごとの個数のみの限定販売となります。
陶芸用に調合された土ではなく、自然土を使っている事もあり、どうしても重めの鉢となります。また、ロクロで一気に引き上げる事による面白さを表現したいという作者の意図もあり、かなりの個体差があります。 その点をどうぞご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 私個人は、この土と釉薬とデザインの魅力がすべてに上回ると思います。
このお品は毎回の色合いなどに差がありますので、【ご予約】は原則としてお受付しておりません。
売り切れの際、入荷のお知らせメールご希望の方は本ページ下部からお申込ください。 品名と番号が必要です。 お品確保を保証するものではありませんが、入荷時にいち早くご案内申し上げます。
木灰釉あわび鉢の大きさや形、重なり
写真の、縁のたわみが実に美しいと思います。
写真のお品はCDが入っていますが、お品によってはCDよりやや小さかったりとかなりの個体差があります。 作者のポリシーとして、ロクロで一気に引き上げた時の躍動感あるデザインを重視している為です。
重なりは、決して良い方ではありませんが、ご覧のように4・5個くらいまでなら比較的安定しています。
デザインも素晴らしいあわび鉢だと思います。



どんな事でもご質問大歓迎!店主や女将にお聞かせください

同じイメージの和食器
SAME TYPE ITEM同じ大きさや形の和食器
SAME SIZE ITEMReviews
レビューを追加する
レビューを書くには、会員登録しログインしていただく必要がございます。
会員登録/ログインはこちらから
木灰釉あわび鉢
もくばいゆう あわび ばち 4,300円(4,730 円 税込) 残りあと6個以上です
箱から取り出す瞬間も心躍らせながら開封しました。
村越さんの器は、画面越しからも自然のパワーとエネルギーが伝わって来る様で、届くのをとても楽しみにしておりましたが、実際に手にしてみると本当に素晴らしい!
想像していたよりも軽く、持ちやすさや安定性もあり、収納もし易いです。
毎日毎食の食卓が喜びで彩られます。ビーツやアボガド等の、色の濃い食材等にも負けず、食材のパワーを引き出しながら器の中で料理を纏めてくれる様で、この様な器に出会えたことにとても感謝しております。
(村越琢磨さんの器が本当にとても気に入っています。メルマガに登録させて頂きましたが、村越さんの新作情報等も、配信されるのでしょうか?次回の入荷を楽しみにしています!)
《千葉県 E様》
●和食器屋店主より
E様、ありがとうございます。 何とご想像より軽かったとの事。長年、村越さんの器を扱ってまいりましたが、初めてのご感想でありました。
このシリーズは何と言っても大自然の息吹を感じる迫力が魅力ですね。 この器はシリーズ最古参。つまり初めて私が扱わせていただいた品です。
私共も大好きなシリーズなのですが、何分毎回毎回、時には別の器と思う程違う表情で届きます。 その為、届く度に写真を撮り選別しご説明をする必要がございました。
このあわび鉢だけで33ものファイルが私共の手許にあります。 1ファイルにはそれぞれ選別された10枚以上の画像がありますので、のべ330枚以上の写真を掲載してきたことになります。実際にはその10倍弱の写真を撮影して選別します。
店主も女将も長年にわたる店舗運営で足腰にかなり無理を強いてまいりました為か、少しペースを落としていかなければならない時期にさしかかっております。
このような事情で、毎回の表情の違いだけではなく形まで違ってしまう和食器につきましては、大変申し訳ありませんがペースと種類数を落として仕入れ掲載させていただく事とあいなりました。
とはいえ村越氏の創作される器のみならずご自身の魅力も素晴らしく、心から敬愛し、これからも少しずつではありますがお取り扱いさせていただこうと思っております。
重ねて深く感謝申し上げます。
早い対応ととても丁寧な案内、梱包ありがとうございました。 商品もイメージ通りでこれから使うのが楽しみです。
木灰釉あわび鉢は人気者ではあるのですが、複数のご注文をいただいた際の合わせ方(選択)に苦労します。 お申し出がない限り、基本的にはできる限り少しでも同じイメージでご送付するように心がけておりますが、まあなんと言ってもひとつひとつが個性豊かで・・・(^^; だから今回のようなお便りをいただくと本当にホッとします。 とは申しましてもお料理を盛り付けると皆様即ご納得いただけるようで、そのへんの実力は折り紙付きの和食器といったところでしょうか。 素敵な食卓をお楽しみくださいませ。
本日無事に商品が届きました。 豪雨の中を大事に届けてくださった配達の方に心から感謝です。さんすい様にはいつもながらの丁寧な梱包、本当にありがとうございます。
届いた器を早速使ってみました。
ずっと前から気になっていた木灰釉あわび鉢は、家庭菜園で穫れたきゅうりで作ったお漬物を盛ってみたくなり注文させていただきました。想像していたとおり、いえ、想像以上にお漬物を美味しそうに見せてくれてとても嬉しいです。
黒荒目丸小鉢にも、きゅうりの酢の物を盛ってみたら大正解!
素敵な器は普段のなんの変哲もないお料理を、本当に美味しそうに演出してくれるのでとてもありがたいです。
縁波片口小鉢は、頂いた蜂蜜を、これも家庭菜園で出来たミニトマトにかけるために使いたくてお願いしました。おしゃれでありながら、使い勝手もたいへん良いです。
さんすい様で購入した器は、どれも我が家の食卓で大活躍しています。これからも少しずつ揃えていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
作り手から私共の手を離れ、毎日の食卓で活躍してくれている和食器たちを拝見すると、本当に嬉しく存じます。
家庭菜園をしてらっしゃるのですね。 種や小さな苗から収穫に至るまでを小さいながらも経験すると、私共の「いただきます」という食卓の挨拶が「命をいただく」という事だという事を実感しますね。 そんな胡瓜がアラ!綺麗にあわび鉢に鎮座しています。
かわいいトマトたちが身を寄せているのは・・・以前お求めいただいた黒荒目浅鉢ですね。赤がとてもイキイキとしてるのは採れたてだからかしらん。 でもこれも黒い和食器ならではの演出でしょうか(黒荒目たちも褒めてあげないと彼らが気を悪くしますので(笑))
縁波片口小鉢独特の曲線の柔らかさはハチミツのイメージとぴったりで、よくぞ気づいていただいたと拍手を送りたくなります。 感謝です。
お写真を頂戴していつも思うのは、「温かさ」を感じるという事です。 展示会場やCMで見る食卓は、素敵ではあってもどこか現実感と温かさを感じない事が多く、それは私共もいつも反省して注意している事なんです。 ひとつひとつのお言葉やお写真はすべて私共にとって宝物。
これからも素敵なお料理で食卓を飾っていただきますよう。 こちらこそどうぞお手伝いさせてくださいませ。
先日あわび皿と中鉢をセットで購入させていただきました。気に入って使っていた朝鮮唐津の中鉢が割れてしまったので、代わりのものを探していたのですが、器好きとしてはありきたりの物では満足できません。 こちらのホームページで正に見つけた感じでした。 中鉢は、早速煮物やお浸しなどに大活躍しています。あわび皿は、思ったよりも小さく感じましたが、ゴツゴツとした手触りや厚みがえもいわれぬ佇まいを醸しています。 オードブや珍味、和菓子などが似合いそうです。
次回はできれば18㎝くらいの景色のある取り皿や、赤絵の中鉢も欲しいと考えています。新しい
器も入れていたどけると、嬉しいです。
それにしても朝鮮唐津の次に木灰釉あわび鉢とは随分と器好きでいらっしゃるようですね、同じ素晴らしい個性と存在感のある器ながらさしずめ「静」と「動」のような違いを感じます。 美味しそうなお写真にあわび鉢もさぞかし喜んでいる事でしょう。 18㎝くらいのお皿との事、写真↓の木灰釉片押大皿ではちょっと大きすぎますか?ぜひご検討くださいませ。
赤絵の中鉢や大皿中皿は順次企画していく予定です。 どうぞお楽しみに!
私共まで元気をいただいたようです、もう一度、心より感謝申し上げます。