竹製デザートフォーク

鑑賞にたえるデザイン

横に1cmほどに横に広がった二又デザインのこのフォーク、持ち手に近くなると美しい曲線を描きながら今度は縦に広がる斬新なデザインです。
横から見た際の伸びやかな曲線と持ち手部分の潔いよい切り落としのようなデザインの対比が素晴らしく、小さいながらも「鑑賞にたえる」芸術的なカトラリーに仕上がっています。また、シックなカラーと竹独特のテイストもあり、和食器だけでなく洋食器との相性も良いカトラリーです。

ひとつひとつをローターを使って手仕事で削りますので、ご覧のような個体差があります。

嬉しい実用性

竹素材のカトラリーの良さは、その軽さやしなやかさにあるのですが、先にお話ししたように厳しい環境で育った孟宗竹ならではの強さ何嬉しく、縦に平たい持ち手部分のデザインのおかげでレストがなくても品よく美しい所作で持ち上げる事ができます。　また、竹製木製のカトラリーならではの口当たりの柔らかさも大きな魅力です。

このページで共演した和食器など

萩焼窯変輪花豆鉢　赤絵線模様 マグカップ

木製ティースプーン　　織部石目箸置

このデザートフォークの素地や塗装について

素材について

孟宗竹（大分県産）
古くは縄文時代から使われ、強くしなやかで加工も比較的容易なことから、籠や笊(ざる)食器や花器・玩具、尺八や笛などの楽器や竹刀や弓などの武具そして茶道の道具などの素材として使われ、日本人の生活や文化に深く関わってきた植物です。

塗装加工について

塗装：ウレタン樹脂塗装 厚生労働省食品添加物等の規格基準適合
加工：日本国内（大分県）

使用後は早めに手荒いか柔らかいスポンジで汚れを落とし、水分を拭き取って自然乾燥してください。 長くお使いになる秘訣です。

drawn  by↑ パコたん

竹のお話など

考えてみれば、中が空洞で硬くて一晩で5cmから10cmほども成長する植物なんて

少なくとも日本の中では異色中の異色な植物。　私たちの祖先もそんな竹に神秘な魅力を感じて、神事や祭事の道具として竹を使っていたのかもしれません

。空洞から生まれたかぐや姫のお話し「竹取物語」もその神秘性の賜物でしょう。
お姫様といえば、私たちの春の食卓を彩る筍。　美味で柔らかい上等な品は、それはそれは綺麗に間引き整備され栄養を与えられた竹林で手塩にかけて生産されてているまさに姫のような竹。
厳しい自然と生存競争の中で生き抜いてこのフォークの素材となる竹とは同じ種類でも別世界の竹ですね。なんだか私たち人間の世界を思わせます。

竹製デザートフォークの大きさなど

長さは14.5cmで、デザートフォークとしては標準的な大きさです。軽くスリムですので、収納に場所をとる事もありません。

竹の自然なしなやかさと強さが詰まったこのフォークは日本人の心に深く響くアイテムです。その伸びやかでスタイリッシュなデザインは、洗練されたテーブルコーディネートに見事に調和します。

あなたの手に馴染むその感触、料理を一層引き立てるその存在感、それらを兼ね備えたこのフォークで、日々の食事を一段と楽しく、味わい深いものにしませんか？

私たち日本人が長く愛してきた竹素材で創作された斬新でスタイリッシュなデザインのフォークをあなたのテーブルに。　通販で大切にお届けいたします。