織部ぐいのみ(小)
おりべ ぐいのみ







土物和食器が持つ土本来の味わいを織部釉で美しく表現したぐいのみ 豆鉢としてお料理に使うのも素敵な使える和食器です
小さいながらも土物和食器(陶器)としての魅力満載のぐいのみのご紹介です。 グイッと飲むには小さすぎるというお声が聞こえてきそうで、確かに容量だけですとお猪口サイズですが小さいながらも背の高いぐいのみデザインなのです。 お茶席で使われるお茶碗のミニチュアのようなイメージでしょうか。 小さい身体の中に織部秞ならではの美しい凹凸の表現や複雑なグラデーションの深い趣は、まるで原生林の中の滝や湖の風景を思わせ、思わず見入ってしまいます。 また、ぐいのみとしてだけではなく、豆鉢としてお料理にもお使いいただくのも大変おもしろく、小さな実力派の和食器だと正直に感じます。
制作工房閉窯により●在庫のみの販売●
釉薬の表現美
織部が表現する立体感
何度かご説明申し上げておりますが、この緑の織部釉や鉄釉は焼き上がりの透明土があるために釉薬の厚い部分は濃い緑に、薄い部分は明るい黄緑色に見えます、そのためにご覧のような凹凸を色の濃淡として表現してくれるのです。 織部釉の和食器をこのよなく愛する方々にも自信をもってお薦めできる逸品です。


深淵なる織部の酒映り
左党のお客様は「酒映りのよい器」を探していると皆様おっしゃいます。 私は、日本酒などのお酒が入った時に水面と底に見える風景とのバランスだと考えています。 お酒そのものの微妙な色を確かめ愉しむには無色透明装飾のないガラスが一番である事は言うまでもありませんが、器そのものを愉しむという考えなのかもしれませんね。


このぐいのみを見てみましょう。見込み(内側面)付近を流れる釉薬の模様は縦の模様を創りながら底で溜まります。「釉薬溜まり」です。深い森の中、幾本もの滝が湖面に流れている風景を透明が動き光る酒のなかに垣間見えているといったところでしょうか。そんな風景を凛とした空気の中で眺めているような酒映りです。失礼ながら、画家:千住博氏の代表作ウォーターフォールを思い出すような風景です。


形デザインの美
丸く収まる可愛いデザイン
たとえ90度傾けてもゴロンと復元する縁起もののデザインなのですが、どことなく安心感と可愛さを感じるのはこのぐいのみを手のひらで握った時の手の形に納まるフィット感がそうさせるのかもしれません。多くが広がったデザインである盃(さかずき)とは違う、やはりぐいのみと呼びたい器です。




野趣あふれる飲み口の表現
丸く綺麗に創られた飲み口ではなく、あえて緩やかな凹凸のある茶色で表現された飲み口。 外側から見てみるとまるで麓から眺める連山のように見えます。 その山々から内側に流れる滝々・・・そして湖。 この小さな器の表現力をぜひ一度じっくりとお愉しみください。


このぐい呑みの和食器コーディネート
酒席 コーディネートのだいご味
織部釉・赤絵・鉄釉そして釉薬使わない焼しめの土物和食器(陶器)や石物和食器(磁器)を組み合わせてのテーブル。 質感や色味の違う器をいかに楽しく組み合わせてみるかは和食器コーディネートのだいご味ですね。

身体に優しくお食事
このテーブルは、織部ひょうげ片口豆鉢のページをご参照ください。
部ぐい飲み(小)の大きさなど
ご覧のように手の平に2つくらいは簡単に乗ってしまうほどの大きさ。 垂直に切れ上がったデザインが印象的ですね。 重なりは2つが限度ですが、小さいので収納にはあまり影響はありません。裏の無釉薬の点模様は道具土の跡。このぐい呑みを灼熱の窯の中で健気に支えていた土外した跡です。ガタつき調整のために多少削り跡も付きます。 ひとつひとつの手仕事ですので、特にエッジの表現や釉薬の流れなどすべて違いますが、ご覧の通り全体のイメージとおよその大きさは統一感があります。






深淵な土物和食器の魅力を詰め込んだ小さな和食器をあなたのテーブルへ、通販で大切にお届けします。


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織部ぐいのみ(小)
おりべ ぐいのみ 2,000円(2,200 円 税込) 残りあと5個です
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