大人の和食器屋さんすい
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盛り付けと和食器

盛り付けは引き算?

やっぱ綺麗だなぁ・・・

テレビのCMにでてくる若き日のオードリー・ヘップバーンを見ながら
鼻の下を伸ばしている店主・・・

なぜか女将はAKBに鼻の下を伸ばしていると「いい齢して~」と目を細めながら横目で軽く蔑視するのに

オードリーさんなら何も言いません。

まあ、もう故人なので文句の言いようもないわけですが(^^;

プライベートではシンプルなお洒落が素敵だったオードリーさん。

それは「引き算の素敵なお洒落」でもありました。

まずはそんな和食器にお料理を盛り付ける際の「引き算」のお話しなど・・・。

和食器の余白美

ブランド物をこれでもかと身に着けるより

黒いニットに素敵なペンダントひとつで素敵に見える事があります。

エ?

そりゃ若くて綺麗なヒトだから?  そ、そんな事はありません。

ペンダントが心に輝くのは、それ以外の飾りを除くからです。

盛り付けも、「器の主役」のお料理を決めて、お料理の量は真上から見てお料理の面積が器のおよそ7割を限度にしてみてください。

お料理の量で器の大きさが決まるわけですが、その7割限度で大きさを決めてみます。

普通は、少し大き目の器になる事が多いですね。

私たちはついつい食器棚の常連で済まそうとするのですが、そこをちょっと我慢して大き目を選びます。

だから常連の見直しをお薦めしています。少し大き目に。

余白は工夫

もし余白が大きくなりすぎたら・・・・・
豆鉢や、豆皿小皿が重宝します。またお庭やベランダなどの草花を使うのも素敵ですね。


黒釉しのぎ角鉢

 

このように、お洒落だけではなく盛り付けにも見せたいものをしっかり見せる為の「引き算」がコツだと思います。

もっとも例外もあります。
例えば家庭料理の肉じゃがや煮物、ちらし寿司やおせちなどです。


織部蓋付き角小鉢

この場合はできる限り色とりどりにしてあげるのがコツです。

いかがでしたでしょうか、「引き算」で

オッ

と言わせるテーブル

ぜひ創ってみましょう。

明日からの・・・いや今日からのお役にたてば幸いです。

 

和食器の「みぎ」と「ひだり」

ある日の「和食器屋さんすい」

今日も棚からご注文いただいたお品を取り出す毎日・・・

店主:お~い

女将:ハイハイ

店主:しのぎの飯碗さぁ どこだっけ

女将:目の前にあるでしょうよ右側。

店主:そ~お? どれどれ・・・

女将:それは左側です。 お箸を持つのはどっちですか~~~

店主:え~とお箸は・・・(と再確認する)

おおぉっ! こんなところにっ

まるで老人と介護の方のような会話が多くなった和食器屋の朝の風景です。

和食器屋さんすいのページのお茶碗も、ご飯が左でお汁物やオカズのお皿はその右に置かれている事が多いと思います。

こんな感じ


陽潮の飯碗

 

普通は右利きの方は右手でお箸、だから左手でご飯のお碗を持つ分けで、

それならば一番持つ回数が多い主食の飯碗は最初から左に置いていた方が理にかなっているわけです。

そんなわけでご飯茶碗は普通は左側・・・というのが一番多いのですが、左利きの方には右に置いてあげた方が親切という事も言えるわけですね。

 

右左は柔軟に

最近はお子様の左利きは矯正しない方が良いという考えもあってか、左利きの方も以前より増えてらしたようです。

ちょっとした気遣いがあると嬉しいですよね。

もちろんこれも諸説あるわけで、太古の右大臣より左大臣が上の位だったように、左が上位という考え方から主食のご飯が左だと唱える方もいらっしゃるようです。

和食器屋さんすい夫婦としては「毎日の食卓を楽しむ」というのがモットーですので、それぞれの皆様が使いやすいのが一番!だと思っています。

つまり「和食器の正しい並べ方」は一応あります。

でも

「正しい」と言われている和食器の並べ方がいつも誰にでも優しく正しいとは限らないのです。

店主と女将が一番大切だと思うのは「心遣い」。

食卓のお相手が左利きならばそれなりの並べ方がありますし。

暑い中を帰宅したてのご家族や、お越しになったお客様なら冷たいお飲み物を何よりまず目の前に笑顔とともに置いてあげる。

そんな私たち日本人が得意とするホスピタリティの方が少なくとも優先順位は上であるかと考えています。

左右非対称の扱い

左右が非対称・・・例えば木の葉の形や流線型をしたお皿や鉢などでは、細い方つまり木の葉型なら葉先を左にするのが決まり事のようになっているようです。

ただ、左右がはっきりしている器なら良いけれど、ほとんどのお皿は丸や四角や楕円など左右対称なわけで、そんな時は盛り付けに左右がある事が多いですね。

ちょっと脱線 盛り付けの右左的・・・

お皿ではないがお魚はふつう頭が左だが目が片側に着いているカレイは頭を右に置きます。

お寿司はひとつひとつを縦にして真横にズラリと並べるよりも、上を左少し斜めに並べてあげるとお箸の場合は持ちやすいようですただしこれも右利きの場合。 あらかじめ左利きの方とわかっていたら反対にしてあげるわけです

カレーですとご飯はやや左前方に、それを軽く取り囲むようにルーがかけられているのが一番いただきやすいような気がします。これも右利き用。

そういえば、店主の通う歯科医師の先生は、最後に野菜などを食べるとお口が綺麗になって、歯の健康には比較的良いとおっしゃいますし、循環器の先生は野菜を最初にしっかり食べるとカロリー抑えて健康に良いとおっしゃいます。

和食器も左右や正面や前後などは諸説紛々な事が多いのですが、そんな事にとらわれず、毎日の「ご家庭の食卓」では楽しく元気でありたいものですね。

なにより「心遣い」大切にしたいですね。

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