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サザエさん
「日曜日あっという間にサザエさん」
作者:リキさん(私の友人)の名川柳です
世間を賑わしている吉本新喜劇のテーマソング?は土曜の午後でした。
昔の土曜日は半ドンでしたので、小学生の頃の店主や女将はこのテーマソングはウキウキ週末のファンファーレ!
習慣とは恐ろしいもので、いまでもウキウキします。
実はコレ「Somebody Stole My Gal」というれっきとした楽曲のようで、驚きです。
そして日曜日!
なぜか早く目が覚めるのです。
「日曜日くらいゆっくり寝とかんね~~(^^;」
先代女将(母)から毎週のように言われたのを覚えています。何と女将も母親に言われていたそうです。
だって嬉しいんですもの、学校に行かなくていいんですから(笑)
さて、その楽しい楽しい週末日曜もあっという間に終わりますと、ちょっと憂鬱
で、夕方からサザエさん
「お魚くわえたドラ猫(=^・^=)♪追っかけて・・・」
社会人になっても日曜日はアッという間に終わるんですね。ホントちっとも変っちゃいないです。
後述 ———-
このテーマソングをはじめ数多くのヒットソングを作られた筒美京平さんがお亡くなりになりました。 心より哀悼の意を表しますとともに昭和の世代を中心に数々の夢・楽しみ・同感を与えてくださった事に感謝申し上げます。
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二世帯同居・ご近所づきあい・小さな商店・坊主頭・ステテコ・普段着の着物姿など日本が失いかけている情景や笑顔や笑い声がてんこ盛りで、私にとっては「昭和のサザエさん」「平成のクレヨンしんちゃん」といったところでしょうか。
実はサザエさん、1946年 夕刊フクニチに四コマ漫画として連載開始された時は九州の福岡在住の独身という設定だったそうで、岩田屋(現:岩田屋三越)というデパートの食堂(今でいうレストラン)でマスオさんとお見合いして一目惚れされて結婚したんだそうです。
その後、原作者の長谷川町子さんが東京に引っ越しする為に一時休載されて、1953年から1974年まで、実に6477回連載された記録的お化け4コマ漫画なんだそう。
ちなみにテレビ放映は1969年からなんと!なんと!半世紀にわたって原則日曜18:30という枠でやっているという、これも超お化け国民的漫画という事であります。
実はサザエさんには使い廻しされるネタがあります。それは設定年齢。
サザエさん本人:27才
マスオさん:32才
カツオ君:11才
ワカメちゃん:9才
タラ(オ)ちゃん:3才
波平さん:54才
フネさん:52才
なんと今の和食器屋夫婦は波平・フネ夫婦より年上という驚きの事実が発覚しました。
今の感覚ですと磯野ご夫妻はどう見ても70代後半から80代に見えてしまうくらい今の中高年は若返っているのかもしれません。
どうりで年金が足りなくなるわけです。
5年程前に波平さんの声を担当されていた永井一郎さんが、昨年 フネさんご担当の麻生美代子さん(和風総本家のナレーションでもお馴染みでした)がそれぞれ82才と92才でご逝去されましたが、失礼ながらそれもそのはずで、連載当時から数えると波平さんは現在123才くらいで、タラちゃんだって71才くらいなんだそうです。
実は店主はタラちゃんよりずっと後輩の鼻たれだったというオチであります。
今日も夕方から飲み会へ楽しく玄関を出る店主の背中を女将が声が覆います。
「お土産・・待ってるからね~ せ~いぜい飲んでらっしゃいな」
ちと棘があります(^^;
右手で何かをつまんでプラプラさせているポーズ
マスオさんの「酔っ払い帰宅WITHお土産」の真似であります。
読破(笑)いただき、感謝申し上げます。
最後にサザエさんの原作者:長谷川町子さんが勤めていた西日本新聞 夕刊掲載 ワイワイ川柳より一句
「ホッとする個室はトイレと車だけ」
作者?
アタシです(笑)
女将には内緒ですよん。←小さな声