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和食器の重なりや重さについて
和食器の重なり
重なりの良さは横からの眺めでわかる
赤絵花舞とんすいなのですが・・・
和食器屋の赤絵ラインナップの人気者です。
ただ、難点は重なり。
3つくらいが限度で4つになるとちょっと危なくなります。
どうしてでしょう?
答えは横からの眺めにあります。
横から見るとエッジがニュッと内側にはいっているでしょ これが曲者。
ここがひろがっているだけで重なりは良くなります。
でもね「これがあるから可愛いのよん」と女将は言います。
「重なりは横からの眺めでわかる」和食器屋通販本店のページは説明してるから必要ないんですけど・・・女将(n_n)
重なりの良さは高台でわかる
さてもうひとつ。(^^)こんなお皿はどうでしょう10枚くらい重ねても大丈夫じゃないかい?と思わせるほどの安定度
エッジはというと・・・ 確かに内側ではなくって外側に開いているしぃそれにしても安定している・・・
そうなんです、すっごく安定しています。
重いから?
ん~(^^; それもあります。
でも重なっている写真をよ~くご覧ください
皿に隙間がありますでしょ?
そうなんです、この隙間は高台(食器の足の部分)があるから、
だから多少のボディの角度の違いがあっても綺麗~~に重なるのであります。
「重なりの良さは高台あり」
といったところでしょうか。
和食器の重さ
見た目の重さは色
このお箸置、黒と白どちらが重く見えますか?
普通は「黒が重くみえて、白は軽く見える」というのが常識なんですが、
ん???
私と女将にはどうしてもそう見えないのです。
そう、
白の厚みや比較的鋭く見えるデザインが、いかにも大理石などの「石」を連想させるのであります。
というわけで色の明暗は必ずしも見た目の重さに比例しないという事がわかります。
私共も、お店のテーブルを重厚にフォーマルに見せたい時には、直線的なデザインを持ったお品を並べる事があります。
逆に軽やかな雰囲気を醸したい時には ゆるやかな曲線のデザインの器を多く使う事が比較的多いですね。
少しお話しが逸れましたが、
色だけではない見た目の重さ
一般的には濃い色、特に黒などは重く見えますし、光沢がないとさらに重く見えたりします。
また、フチの厚みが見えると無条件に重く感じます。
逆に明るい色ですと比較的軽やかに見えますが、直線的で光沢のある和食器などは大理石のような連想からか無意識に重さを感じたりしますね。
いずれにしてもテーブル全体のバランスを考えながら和食器のコーディネートをしていただければ幸いです。
それから通販では写真と文章でしか重さはわからないわけですので、重さ表示(例:350g)などをご参考に、今お持ちの和食器やガラス食器で同じ重さの物を参考にされる事をお薦めします。