呉須群青急須
ごす ぐんじょう きゅうす
自然を感じる幻想的な群青色の模様と機能的性抜群のデザインが魅力の日常使いしていただきたい急須です
ジッと見つめていると幻想的な群青色（瑠璃色）の模様に魅入られる急須です。写真では明るく見えていますがもう少し落ち着いた紺色といったところでしょうか。素材の立体感を映し出すその濃淡は、まるで水墨画のようで思わず手でふれてみたくなるほどです。
また、「持ちやすさ」や「キレの良さ」など抜群の機能的なデザインを持つ究極のスタイルの実用的な和食器でもあります。 毎日の、週末の「お茶時間」をこの急須でぜひお楽しみください。
幻想的な群青模様の美
呉須（ごす）とは磁器などの和食器の「染付け」と言われる器に描かれている青い顔料の事です。
この急須の呉須の色は、めらかな肌ざわりでも細かな凹凸を作る事で美しい濃淡を表現しています。それは青い海や空や雲などの自然を連想させる群青（ぐんじょう）色。鮮やかなウルトラマリンブルーから深い紺碧の青まで、じっと見つめていると飽きる事がありません。
テーブルの群青色で「自然」を感じながらのティータイムをお楽しみいただければと思います。
急須として機能的なデザイン
持ち手の絶妙な角度
この急須の持ち手を横からご覧いただくとわずかに下にむけてアーチ型になっているて、さらにボディから離れるほど太くなっています。実は持ちやすさの秘密はこの二つのデザインの特徴にあります。
沢山のお茶が入って重くなった急須を水平に保ちやすいようなアーチ。そして少しでも小さな力で持ち上げるためにボディから遠い方を太く力が入りやすくしてテコの原理を利用する。
この急須をお持ちになった時にその使いやすさにあらためて感心される事でしょう。
カーブにご注目ください
手の握りにすっぽりと収まる絶妙なデザイン
茶色い点紋は窯変です
急須の命はキレ
【おとなの和食器屋 さんすい】で常にお届けしているレギュラーメンバーの急須やポットなどは、すべて「キレ」にはこだわっています。 つまり注いだ後にボディを伝う不快な「後ろ漏れ」しない事を大切にしています。 この急須も口先が下を向き、ご覧のように綺麗にお湯呑みやカップに注げてピタリと止まる優秀なデザインです。
呉須群青急須
一般的なお湯呑みが150cc程度として、2杯分程度のお茶を淹れる事ができるので急須としては1～2人用といった所です。金網は「18-8ステンレス」を使ったの日本製で深さがありますので、1人用として少量のお茶でも美味しく淹れる事ができます。
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乙木様、さくら咲くころですが、今日は肌寒く家の中では炬燵が活躍しております。
呉須群青急須、氷紋花弁浅鉢届きました。有難うございました。急須は水切れがよく、つかみやすく、量も大きさの割には入りますので、萩焼しのぎフリーカップと一緒にお茶の時に使いました。
氷紋花弁浅小鉢の窯の中でピン～という音が聞こえる感じがわかります、HPにより掲載されたころから欲しい器だと思ってましたので楽しみでした。飾っておこうかしら～て思ってます。またお世話になりますが宜しくお願い致します。
《茨城県 H様》
●和食器屋店主より
いつもありがとうございます。 太宰府の桜は本日三分から四分咲きといったところでしょうか。 「花冷え」の名の通りの寒さを繰り返しながら春を迎えています。
呉須群青急須、お気に召していただいて本当によかったです。 寸胴にやや近いデザインですのでは容量が思ったよりあるというお声を確かによくお聞きします。 よほどオブジェのような片口ではない限り、急須はキレが命でもありますのでその点でも自信をもってお薦めできる品です。 萩焼しのぎフリーカップの釉薬も白や緑もありながらやや青系ですので一緒にお使いになっても思ったより違和感なく収まってくれますね。
氷紋花弁浅鉢、そうなんです。この種の特大のお皿や壺に至るや、窯から出てしばらくするまるで弦が切れた時の大きな金属のような音がします。 女将はキャッと悲鳴を上げてます。 嘘でも大げさでもありません。それほどすごい音がします。 氷紋花弁浅鉢が発するは楚々として可愛いものですが。 ところがこの音がやんで、出来上がる氷紋の筆舌に尽くしがたい美しさ。 「陶アート」という言葉がぴったりの特別な和食器だと心から思います。
いつもは和食器は飾っておくものではありません！などと偉そうに申し上げる私も、このシリーズは「飾ってるだけでもいいかも・・・」と内心思っております。
もう一度、心より感謝申し上げます。