木製三角スプーン

形デザインについて

ナチュラルな魅力

心地よい持ち手

持ち手部分をよくご覧いただくと、滑らかな中にもかすかな揺らぎというかほんの少しのなだらかな凹凸が見えます。実際に持ってみると不思議な安堵感ある心地よさを覚えます。　考えてみれば、自然界にはまっすぐ物なんて存在しないわけで、曲がっているのが自然。その自然を無意識に感じるためでしょう。意図的に揺らぎを作る事で「心地よさ」を感じていただける持ち手にしています。

自然が創るデザイン

目を凝らして見てみると細かな点や線模様が見えます。　これは導管の跡で、このローズウッドの中で主に水分を運んでいた無数の線の跡です。　縦に切れば線模様、横ならば点模様となります。いずれにしても自然が作り出す木製だからこその小さな造形美だと思います。

実用的な魅力

実は我が家では忙しい朝の時間のヨーグルトは配達していただいた小さなパッケージのものをいただいています。女将は、以前からこのヨーグルトの底の隅々まできれいにいただけないことにちょっと不満を持っていました。
このスプーンのミニチュアのショベルのような目を引く長い三角形のユニークなデザインはそんな長年の女将の小さな不満をキレイさっぱり解決してくれました。　コロンブスの卵的発想の三角デザインのスプーンは、実用性もピカイチの我が家の毎日の常連です。

素材と色について

趣深い色

黒に近い茶褐色で、白などの背景では黒にみえますが、実はかなり落ち着いた黒褐色。　軽いのですが、見た目の重量感と高級感は特筆ものです。

素材の堅さ

今回、その緻密な固さと深い色合いで創作テーブルの天板などに使用される高級材のローズウッドで作っています。　テーブルに転がすとカランという金属音のような高い音がするほどで、大切にお使いいただければ比較的長持ちするのはもちろん、ナチュラルな色合いも長く楽しむ事ができます。自然環境と人と口当たりの優しいスプーンなのです。

素材と塗装データ

材料名:
ローズウッド(和名：紫檀・本紫檀)  マメ科 の広葉樹
密度の高いつまり堅い木材で、塗装なしでも研磨すると綺麗な光沢がでるほどです。美しい木目と茶褐色から紫色の美しい色目を持ち、堅牢で美しく腐食しにくいために高級家具・仏壇などに使われます。　有名な最高級品種では楽器などで名をはせる「ブラジリアンローズウッド」通称ハカランダーがありますが、これはワシントン条約で現在は手に入りません。　名前の由来の通り削るとフローラルな良い香りがします。精油として香料の原料としても使われています。アロマテラピーでは定番との事です。

ウレタン塗装(商品名:木がため)厚生労働省認可
木材の原産はインドネシア他の東南アジア。制作は全行程日本国内(福岡県)

このスプーンの和食器コーディネート

スタイリッシュで使えるデザイン、自然に優しい木製スプーンを毎日のテーブルに。通販で丁寧に大切にお届けします