木製 草木彫 姫三段重箱「桜」川添日記
くさきぼり ひめさんだん じゅうばこ さくら一つの木からくり抜いた三段の重箱に彫り込まれた命の息吹きを感じる美しい桜 一生そして代々と大切に使っていただきたい逸品です
何気ない日々の暮らしで感じる自然の息吹きを木で表現する事をライフワークとしている作者の「春〜桜」をモチーフにした作品です。
桜で春の喜びを家族や友人と共に語らう時の季節のささやきが、その一刀に色に込められています。
一本の木を刳(く)り貫き漆を重ね塗るという大変な手間、エネルギーをいとわず創られたこの器は、水や油や熱に比較的強く使えば使うほど美しい艶を放ちます。
長くつかうことで作者の思いと使い手の思いは一体となりそれはやがて親・子・孫へと代々伝えられていく事になるでしょう。
一生の、そしてその先の時代にまで 想い出として深く記憶に刻まれる木の器であって欲しいと、作者と共に願っております。
●木材料が手に入りづらくなり、現在制作を中止しておりますので【ご予約】受付停止しております。
天然木に手仕事で彫り上げ、1セット毎に漆の色や濃淡やお花の位置デザインなどが違います。 ページでは複数種類の重箱を掲載しています。デザインはすべて作者にお任せとなります。およその全体的なイメージとしてご理解ください。
力強く粋な彫りと漆のアート
「息吹」を感じる彫りと漆
自然の息吹を木で表現するという作者の言葉通り、大地にしっかりと根を張る桜の生命力が、一彫りごとに生き生きと描かれ、その生命力が育んだ花が一気盛んに咲く様子が、漆の色とその花の大きさで表現されています。 テーブルに鎮座したこのお重箱を四方から眺めると、その桜の力をいただけるような気を感じるのは私だけでしょうか。
粋なデザイン
格段の底にはご覧のような桜の花びらが一つ・二つ・三つを描かれています、段の上下がわかるようにする粋な計らいのデザインです
木の美しさ強さ
木地の美しさに魅せられる
この重箱は、木地に透明度の高い生の漆を塗ってはふき取るという作業を幾度も行って木地そのものの風合いを見せる「拭き漆」という技法を使っています。 少し明るい光の中で見るとその木地の木目の美しさや濃淡に目を奪われます。この木の素朴な美しさが特に土物和食器との相性をとても良くしてくれています。 天然木を使っていますので、木それぞれが持つ個性によって茶色の濃淡がすべて違います。
木を刳り貫く
ほとんどのお重箱本体は、材料である木地が少なくて済むように平面の板5枚(側面4枚に底1枚)を張り合わせて組み合わせて作られています。 特に厚い漆塗りのお重箱のほとんどはこの方法で作られ、角には「ちぎり」と呼ばれる合わせ木を差し込んだりして接着しています。上から漆を重ね塗る為にそれは見える事はありません。
この姫三段重箱は先ほどご説明した「拭き漆」という技法で作られていますので、木地の木目まで見る事ができますが、もちろん角に接着された跡は一切ありません。
つまり本体の高さ以上の分厚い木地をくり貫いて作られているのです。単純に換算しても蓋を含めて3段のお重箱は最低でも合計で縦横16cm×高さ20cmの塊の大きさの木地を切り、彫りこんで作られている事になります。 実際にはもっと大きな材料から作られている事と思います。
高級な漆塗りのお重で、ご使用・保管中に残念ながら表面にヒビが見えたりする事があります。 ほとんどの場合お重の角に見られます。 これはそれぞれの板が別物の為に、吸湿性・伸縮性などが違う事が大きな原因のひとつとなっていると思われます。 この姫三段重箱はそれぞれ一段がすべてが同じ木から創られているので、全体が同じように呼吸し伸縮して水や油や熱に比較的強いというわけです。
また角にまで彫刻をほどこす事ができ、全体としてご覧のような連続性のある表現ができるのも大きな違いです。
このように美しい彫り込みや漆を施す前から、大変な手間をかけ形創られている価値あるお重箱なのです。
世界にひとつだけの細やかな個性
手彫りし、毎回の漆の色付けも違う為に全体のイメージは同じでも創りあがり毎に彫りの細やかな表現や色味などが違います。 またその時の天然木の個性でトーンも少しずつ違ってきます。 まさに世界にひとつだけの桜のお重箱となるわけです。 その細やかな個性もぜひ楽しんでいただきたいのです。
姫三段重箱の和食器コーディネート
このページでご紹介リンクしているお品は、コーディネートした時点で通販でお求めいただける和食器やガラス食器です。ご覧いただいた際には販売前であったり、販売終了している品もありますので ご了承ください。
節目節目の小さな宴
「実はそれほど手はかけていない」と女将はちょっと苦笑いなのですが、それでも艶やかに見せてくれるのがこの姫三段重箱の実力なのでしょう。木と彫りこみのテイストは、土物和食器との相性も抜群です。また、拭き漆ならではの色の濃淡の魅力も再発見しました。
萩焼リム豆皿
春のテーブルを彩る
代々と受け継がれる価値のあるお重箱。 価値ある木製草木彫りの和食器を通販(送料無料)で大切にお届けします。
姫三段重箱の大きさなど
料理が入る箱の中の内法は13cm四方に深さは4cmが二段、そして深さ5.3cmが一段です。この内寸に厚みが加わって全体では縦15cm×横15cm×高さ18.5cmの大きさとなります。 削り漆塗り箸との比較写真の通り「姫」と名がつく小さなお重箱です。
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くさきぼり ひめさんだん じゅうばこ さくら 売約済み
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