粉引刷毛目四角中皿

流麗さの魅力

動きある刷毛目模様

白い刷毛で表現された流れるような流麗な模様、それは器全体に動きを持たせて、お料理やデザートに命を吹き込んでくれます。一見何気なく施されているようですが、主役のお料理などを盛り付けてみるとご覧の通りその効果は歴然ですね。

揺らぎあるエッジの魅力

この角中皿を横から見てみると、緩やかな揺らぎが見えます。ひとつひとつ全て違うこの揺らぎは、エッジの薄さゆえに灼熱の窯で出来上がる手仕事ならではの意図的なデザインです。
土物和食器らしいエッジの流れるような揺らぎに流麗な魅力を感じます。

優しさの魅力

ガラス釉の優しさ

この角皿にじっと目を凝らすと、細かなひび割れ模様に気づきます。これは貫入(かんにゅう)と呼ばれ、灼熱の窯から常温に冷えて行く段階で、生地本体と透明なガラス釉の収縮率の違いに薄いガラス質が微細に割れてできる窯の芸術で、これが表面に奥行きと柔らかさを作り出しています。
このガラス釉の柔らかな表情が、動きと勢いある刷毛模様を天女の衣のように見せいる秘密なのかも知れません。

丁寧な仕事ぶり

私は和食器の裏を眺めるのがとても好きです。
四隅には灼熱の窯の中で飴のように柔らかくなっているボディーを支えていた道具土の跡があります。その跡も丁寧に処理されて、普段は見ることのない裏全体に、明るく落ち着いた茶色の鉄釉が施されています。実に丁寧で優しく誠実さを感じる仕事ぶりがうかがわれます。
店主のコラム「和食器の裏事情」「和食器の裏のお話し」もよろしければご覧ください。

この角四角中皿の和食器コーディネート

この二つの食材と刷毛目模様の向きにご注目ください。刷毛目の流れとあわせると流れるような、直角に置くと浮いているようなイメージを楽しめます。

一味違ういつものお料理

最近は特に体重計を気にするようになった私、特売日にはすっ飛んで脂身の少ないお料理を女将に頼み込みます。シンプルなお料理も、器で少しだけ豪華にして身も心も豊かな食卓。身は余分か・・・

和食器で創る「お茶時間」

白状しますが、ピスタチオケーキはケーキ屋さんですし，フルーツは八百屋さんやスーパーでいただいて切っただけ。お砂糖は言わずもがな。お茶は、紅茶に我が家に庭のハーブを入れただけ。
それでも器良ければ全て・・・。
ともかく楽しいお茶時間の始まりです。

流麗な刷毛跡とガラス釉の組み合わせが美しさの秘密。　刷毛で描かれたかのような繊細な跡が皿全体に広がり、滑らかなガラス釉が施されているため、料理やデザートを盛り付けた際の映えは絶品。

角皿自体の形がシンプルであるため、刷毛の跡が際立ち、またガラス釉の透明感が料理の色を引き立てます。また、角皿ならではのエッジが料理を引き締め、美しいプレゼンテーションをサポートします。

この皿を使って盛り付けられたお料理やデザートは、まるで郊外のお洒落なレストランの一皿のよう。自宅の普段の食事がで特別感を味わうことができます。

また、土物ならではの手仕事感が感じられ、温かみと高級感を兼ね備えているため、土物和食器の好き嫌いを問わず大切なお客様を招いた時のおもてなしや、ギフトとしても喜ばれること間違いなしです。

シックで洗練された雰囲気の中に、手作りの温かさを感じさせるこの角皿は、食卓を芸術的な空間に変えてくれる本当の実力のある和食器を通販で大切にお届けします。