織部三弁花小皿
おりべ さんべん はな こざら織部釉のワンポイントが可愛く明るい三弁の花びら型の小皿 鉄絵のナチュラルな筆づかいや土物和食器らしい質感も魅力です
三つの花弁をモチーフにした小さなお皿。緑の織部秞も相まってテーブルに並べるだけで明るいお花畑の雰囲気を漂わせてくれます。 ゴツとした細かな立体感やサラリと描かれた鉄絵や控えめな窯変など土物和食器としての素朴な魅力も満載。 小さな身体ですが、お醤油皿やお漬物・薬味そしてデザートなど、毎日の食卓に潤いををくれる和食器です。
織部秞が与える魅力
明るさみちびく緑
ご覧のように、織部秞の緑のワンポイントが小皿全体に明るい印象を与えてくれています。 この小皿をテーブルコーディネートにお使いいただく事で、テーブル全体が優しい明るくなります。 アイボリーと緑と茶色の絶妙な配色をお楽しみください。
味わう織部
立体感を濃淡で表す織部秞。 この小皿の織部釉も例外ではありません。素地に施された細かな立体感を見事に緑の濃淡で表現しています。また、時には濃淡ばかりではなく、微かなブルーや乳白など様々な変化をみる事もあります。 小さいながらも土物和食器ファンとして楽しみの尽きない小皿なのです。
素朴な鉄絵の魅力
サラリと流れるような筆跡で描かれている優美な線の柔らかさ、素朴なかすれなどその表現は、この小皿の細かなゴツとした立体感とも相まって土物和食器ならではの素朴で温かい魅力を醸し出しています。 また時折見えるごく薄い茶やオレンジ系の窯変に心癒されるのは私だけでしょうか。
三つ脚の効用
他の和食器のページでもご紹介しておりますように、和食器はテーブルとの接地面が超なめらかでツルツルであるのが理想なのですが、その為には裏に釉薬を施すのが一番なのです。 1000℃を超える高温の窯の中で、特に土物和食器は必ず歪み(ゆがみ)が生じます。丸い普通の高台や四つ足ですと、どうしても底のどこかを削って調整しなければなりません。 私共は徹底したガタツキ調整の跡にサラサラなるまで磨き上げますが、それでも施釉されたツルツルにはかないません。
そこで道具土という捨て土で器全体を浮かせて焼成して脚裏まで施釉して三本足にしますとガタツキ調整がいらずテーブルにも優しい和食器にするわけです。 手間のかかる事ではありますが、三つ脚にはこのような訳があるわけです。 脚の間に残された無釉の丸い跡はこの道具土が使われた証拠です。
*道具土については店主の記事 和食器の「縁の下の力持ち」 をご参照ください。
この小皿の和食器コーディネート
身体に優しい いつものお食事
豪華ではないけれど、身体に優しい献立の夕食。織部釉・鉄釉・辰砂釉 緑・茶・赤と色とりどりの土物和食器を使えば楽しくいただけますね。 基本のナチュラルカラーに辰砂レッドのワンポイントです。
ナチュラルなお茶時間
豆皿と小皿の中間の大きさですので、小ぶりのケーキ皿としていかがでしょう。 ナチュラルな明るさと素朴なテイストで、木製カトラリーとの相性も大変良いお皿です。
織部三弁花豆皿の大きさなど
一番長い部分が12.5cmほどで豆皿と小皿の中間の大きさという印象です。和皿本来の深みもありますので、お醤油皿としてもお薦めです。小さいですが脚もありますので重なりは大変良いです。脚先の接地面まで施釉されていますので、テーブルにも優しいのが嬉しいですね。手仕事で作られますのですべて同じものはありませんが、ご覧のように全体的なイメージはほぼ同じです。
可愛らしい大きさとデザインの小皿で食卓に潤いを、通販で大切にお届けいたします。
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織部三弁花小皿
おりべ さんべん はな こざら 1,600円(1,760 円 税込) 残りあと5個です
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