織部蓋付き角小鉢
おりべ ふたつき かく こばち織部の美しさに加え、開いたり重ねたり使い方色々の角小鉢 食卓のエンターティナー的和食器です
「蓋を開けてみると・・・」なんて言葉は、日常よく耳にする言葉ですが、和食器にしてみると、これって舞台の幕が開いた時の感激と同じ。蓋付き和食器の魅力をぜひお楽しみください。
その軽さが醸しだす可憐な雰囲気、土物和食器ならではの微妙なたわみ生みだす手仕事感と温かみ、コントラストが美しい織部釉が織りなす優雅さ・・・。
ちょっとした集まりやパーティーなどでもちょっとサプライズな人気者になりそうですね。
和食器の魅力をギュッと詰め込んだ織部小鉢を通販で大切にお届けします。
●共演 :刷毛本漆塗り箸 朱塗りデザートスプーン
●お知らせ
2024年10月中旬以前のお品と比べ、重さ・厚みが若干異なります。全体の大きさは変更ありません
●共演
このコーナーでご紹介リンクしているお品は、コーディネートした時点で通販でお求めいただける和食器やガラス食器です。ご覧いただいた際には販売前であったり、販売終了している品もありますので ご了承ください。
織部釉の焼き物について
釉薬の色は薄い乳白色の緑から、明るい緑、落ち着いた濃い緑、紺色などの色が見えます。
お品に写真のように白や茶色の斑点(A)または小さな窪み(B)があります。
1枚の写真は明るい緑色が比較的強く見えますが、夕刻や夜などの落ち着いた光の中では、全体的に深い緑色で、「深海のブルー」が見える場合があります。
手に取った最初の印象は、その時の光の量で違います。これも織部の魅力のひとつです。
●味わい織部のご説明
貫入(自然なひび割れ模様)が入っているのが見えます。
よほど使い込んだ、まるで美術館や博物館に所蔵されているような器の趣です。
少し専門的になりますが、織部釉の品は 焼きあがった段階ではうっすらと鈍く光る膜が付いたようになっています。 (ゆで卵の外の殻がうまく剥けない時に、殻と中身の間に透明な膜がありますね)
これを酸化皮膜などと言うのですが、今ではほとんどが希塩酸などに数時間漬け皮膜を取り、つややかな織部ができあがります。
ところがこのお品は、安土桃山時代から伝えられた技法、栃の実の笠の渋を作り、その中に4日間以上も付け込んで酸化皮膜を取るという、現在ではとても考えられないような手間をかけて仕上げられています。
長く浸けられるうちに、染みた渋が美しい貫入(自然なひび割れ模様)を作り、素敵な雰囲気をかもし出しているのです。
現在でもごく少数ですが、この方法を用いている他の品も見受けられます。
織部釉が掛けられていない白い部分に細かな貫入の入った品をご覧になったご記憶がある方も多いと思いますが、昔の品か、昔ながらの技法で作られた品なのです。通販ではなかなか販売が難しい和食器のひとつなのですが、【おとなの和食器屋 さんすい】では、できる限りのご説明を尽くしてご紹介しています。
織部蓋付き角小鉢の大きさなどについて
ご覧のように両手に入るサイズの角小鉢です。
裏は4つの可愛い足があります、本体を二つ重ねた場合にもこの足のおかげでずれない優れもの。
厚みが5~8mmと薄い為、比較的軽いのが特徴で、それゆえ可憐な宝物的雰囲気に仕上がっています。
磁器などの型物とは違いますので、横からのお写真で見えるように、蓋も本体も少しどこかしらたわみがあり、蓋を閉めた状態でも少し隙間があり、やや動きます。
蓋の裏の中央無釉薬の部分は、焼成の際に この蓋の平たい形を保持する為に支えてくれた道具石(支え石)の跡です。
本体の足(テーブルとの接地)は削りを入れて調整をしてお届けいたしますので、食卓に置いた際の座りの良さ(ガタツキのなさ)はお約束いたします。
織部焼の美しさを堪能できるこの角小鉢は、あなたの食卓をエレガントに演出します。開いたり重ねたりと多様な使い方が可能で、テーブルのアレンジを一層楽しくします。
繊細なセンスを引き立てるアイテムで、食卓をエンターテイメントの舞台に変える可能性を秘めています。あなたの日常に豊かな彩りを加える和食器を通販で大切にお届けします。
どんな事でもご質問大歓迎!店主や女将にお聞かせください
同じイメージの和食器
SAME TYPE ITEM同じ大きさや形の和食器
SAME SIZE ITEMReviews
レビューを追加する
レビューを書くには、会員登録しログインしていただく必要がございます。
会員登録/ログインはこちらから
織部蓋付き角小鉢
おりべ ふたつき かく こばち 3,100円(3,410 円 税込) 残りあと6個以上です
小鉢 到着!
想っていたデザインでした。
今年の正月にホテルで出された器を気に入り、何となく探してましたが、コロナ禍8月に誕生日を迎えて、欲しい物がこの小鉢でした。
注文日の翌日手元に届く良い時代ですが、地球上のコロナ問題に老夫婦は用心の生活して家の食事多い昨今なので、この角小鉢で楽しみたいと思っています。
織部緑の角鉢、ニンマリしながらどの漆器が合うか?など楽しみながら大切に使います。
色合いや重ね具合を気遣って下さり、有りがとうございました!
---後にいただいたお便り------
緑の角二重鉢を本年1月にホテルで見て、料理の方を呼び出して尋ねようとも思いましたが、経営がホテルサイドで、忙しい中にややこしい事ではないかと諦め、自分で探そうと思いました。
本来なら茶道具なり着物など終活で処分せねばと思っている中、最後の器の入手となった訳で、、、
深さ・寸法・色等、きっとこれであろう!
お正月にミニ重箱として、又普段から使う為、木で自分で蓋を作り、と気に入って居るのです。
大切に使います。《東京都 K様》
●和食器屋店主より
最後の器のご購入に織部蓋付き角小鉢をお選びくださったとの事。 大変光栄に存じます。
とつとつとしたお言葉ひとつひとつに、K様のお人柄を感じるようなしみじみとした温かいお便り。 嬉しくて女将と何度も拝見しております。
私の両親が米寿を迎え、このコロナ禍に入退院や介護手続きなどに奔走しておりますが、やはり同じように終活をせねばと申しております。
しかしながら、それでも「これが欲しい」「アレを頼んでくれ」と、電化製品から食べ物に至るまで様々なリクエストが入ります。
先日はカラオケセットでした。本当に歌えるのかしらんと思っておりましたら「ワシの十八番」などと言って元気に唄っていました。
ご旅行先かお正月のお食事会だったのでしょうか、目をおとめいただき気に入って手に入れようとされたお気持ち。お元気な証拠かと存じます。
どうぞもしよろしければまた「最後の器」ご用命くださいませ。
温かいお便りを拝見し、大変失礼ながら両親の姿と重なりました。 お許しください。
あらためて深く御礼申し上げます。
この度も丁寧な梱包で迅速に送って頂き、ありがとうございます。前回、香の物入れ用に購入した織部蓋付角小鉢をミニお重として使いたくて再度注文しました。それとずっと気になっていた小物類を注文。どれも大活躍です。
織部の蓋付角小鉢は、小鉢といえど、いつものご飯の量がちゃんと入るので早速、穴子飯に使用しました。何だか蓋があるだけで特別な気分に。 次回はよく作る鯵のちらし寿司を入れたいです。汎用性の高い器なので自由な発想でいろいろ楽しみたいと思います。
食事の時間を豊かにして頂き、ありがとうございます。
この織部の蓋つき角小鉢、確かに香の物入れには実に美しいアイテムではないかと思います。 蓋というのは、単に衛生上というよりも現代では「食卓で蓋を開ける」そして見るという楽しさが一番だと思います。 織部釉の緑の和食器はお野菜などの色が大変映える事は皆さまご存知の通りで、素敵な食卓が目に浮かぶようです。
とここまでは前回で、今回のご追加は蓋つきのお碗がわりの使い方ですね。 これぞ真骨頂です! 蓋を開けたときに香り立つ穴子やお寿司。 開けると同時に目に飛び込んでくるお料理の美しい彩り・・・ 蓋つきの和食器はホント素敵だと思います。
次回は同じ大きさ形の赤絵花舞蓋付き角小鉢もぜひお試しくださいませ。←ちゃっかりCM(^^ゞ