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萩焼白掛け切立フリーカップ

はぎやき しろがけ きったち ふりーかっぷ

釉薬の創りだす風景を愛でながらいただく「至福の時間」を萩焼きのシンプルなフリーカップで  五感で楽しむ土物和食器です。

切立・・・「きったち」や「きったて」と読まれる和食器の伝統的なデザインは、横から見た側面が曲線ではなくより垂直に近い直線で作られたものを指す事が多く、私は先代から教わった「きったち」と読んでいます。
シンプルな切立のデザインに描かれた柔らかな藁灰釉(わらばいゆう)の流れとグラデーションは、この垂直のデザインならではのもの。 普段使いの和食器とはいえ「鑑賞」に耐える底知れない美しさを持っています。 その藁灰釉のすぐ下に見える黒からこげ茶色の風景は「鉄」の化粧土。 そして一番下の高台付近は「塩釉」という塩水が窯で作り出す野趣あふれる風景。 合計三つの芸術的な風景を愉めるフリーカップです。
たっぷりのお茶やコーヒーなどのお飲み物はもちろん、焼酎やウィスキー・バーボンなどには特にお薦めで、まさに五感で味わえる和食器です。

色あいは他の静止画をご参照ください。

品名
萩焼白掛け切立フリーカップはぎやき しろがけ きったち ふりーかっぷ
品番号
1-4131
サイズ
300㏄
重量
250g
価格
1,900円(2,090  税込)
商品特性上、サイズ・容量・重さに多少の誤差がございます

お取り扱いについて

電子レンジ
(温め程度)
電子レンジ
(調理)
×
食器洗い機 〇(弱) 乾燥機
オーブン × 直火 ×

肌ざわり

なめらか(高台脇からざらっとしてる)

残りあと6個以上です

釉薬と土の芸術

藁灰釉の風景

藁灰釉(わらばいゆう)はその文字通り、藁を焼いて灰にしたものを原料に作られます。 白濁して藁灰に含まれるミネラルが灼熱の窯の炎で反応し、温かみのある白黄色から褐色、そして時には深い青緑色などさまざまな色合いを生み出しますが、不純物が多いので制作する際の色のコントロールは難しい釉薬です。それだけに様々な表情を生み出しやすい「土物和食器らしい」風情と面白さがあります。 織部釉や飴釉のような透明な釉薬とは違い釉薬そのものの濃淡が乳白色ではっきりと現れる事も大きな魅力のひとつだと思います。

すべに違う表情を持っています
お酒の中に映る幻想的な釉薬の風景

土と塩の風景

その柔らかな藁灰釉を受け止めるように、フリーカップ側面の下の方に少し現れる茶褐色は鉄分を多く含んだ化粧土。この不規則な鉄の模様を添える事で「結界」を迎え、やがて野趣あふれる魅力ある塩釉に引き継がれ終わるわけです。 土物和食器らしい風情を器全体で表現しているフリーカップだと感じます。

シンプル、でもこだわりのデザイン

切立デザイン

お茶碗のような丸いデザインとは対照的な直線的な切立デザインが、萩焼きという伝統的な土物和食器にモダンな味付けをしています。 全体としてシンプルで洗練されたこのデザインは、茶陶としての長い歴史を誇る萩焼きでも多く見られるもので、幅広の茶碗で多くみられますが今回のフリーカップでは普段使いできる大きさとデザインにしています。
藁灰釉の流れが創り出す風景も、この切立デザインならではのものです。

お茶碗のような丸いデザインとは対照的な直線的な切立デザインが、萩焼きという伝統的な土物和食器にモダンな味付けをしています。 全体としてシンプルで洗練されたこのデザインは、茶陶としての長い歴史を誇る萩焼きでも多く見られるもので、幅広の茶碗で多くみられますが今回のフリーカップでは普段使いできる大きさとデザインにしています。
藁灰釉の流れが創り出す風景も、この切立デザインならではのものです。

高台脇の直線

デザイン協議の段階で大変こだわった部分です。容量しっかりでどっしり安定感があるのは良いのですが、スマートでもありたいという要望から、高台部分も直線的に斜めに切れ込むデザインに落ち着きました。 見た目の「スマートさ」と「安定感」という矛盾しそうなデザインを両立しています。 またお持ちいただいた時に小指が入り、使いやすい事もこのデザインの特徴です。

ロクロ目

全体に見える水平に近いラインは、手仕事ならではのロクロ目の跡です。 その横線の凹凸を藁灰釉が流れる度に微妙な形の変化がある事に気づきます。これも手仕事の和食器ならではの大きな魅力のひとつだと思います。

爽やかな時間を彩る

ゆらゆらと陽炎が見え隠れする窓をぼんやり見つめながらヘルシーにいただくお茶時間。 甜茶(てんちゃ)の微かな甘さと香りを表情ゆたかなフリーカップでいただけば、心の垢もユラユラと沈んでいきそう。
このフリーカップはおよそ白系ですが土味もあるという事で、ガラスや凹凸感のある土物和食器との相性を試してみました。 いかがですか。

サッサと作り器で見せる

基本的にお酒が好きなのですが、食べながら飲まないと身体に障るのが中高年の悲しさ・・・。 そこで女将が冷蔵庫とお話しして10分ほどで作る定番のような酒席。それでも器の力を借りてそれなりに。
同じ萩焼き藁灰釉のお皿は合うのは当たりまえですが、ご覧いただきたいのは織部釉や黄瀬戸釉との取り合わせ。 意外に仲良くしてくれている印象です。

糸底(畳付)の処理について

高台脇から高台や下底の糸底は、塩釉の野趣あふれる風情のある仕上がりではあるのですが、このままですとテーブルなどに優しいとはいえません。 そこでご覧の通り接地面に限って滑らかにサラサラになるように砥石とサンドペーパーを使ってサラサラになるよに磨いてお届けします。 磨いた部分の塩釉の赤茶色は消えますのでご了承くださいませ。
この処理を行う事で、ガタツキも抑えられます。

 

五感を刺激する土物和食器である萩焼きのフリーカップ。そのシンプルなデザインゆえに浮き立つ「釉薬が描き出す風景」は、あなたを「至福の時間」へと誘います。

このカップを手にとり、目の前に広がる美しい釉薬の風景を楽しみながらお飲み物をいただく経験は、ただ飲むだけでなく、感覚全体を通じて楽しむという新しい体験を生み出す事でしょう。
土物和食器ならではの五感で味わう一杯を、このカップでお楽しみください。通販で丁寧に大切にお届けします。

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萩焼白掛け切立フリーカップ

はぎやき しろがけ きったち ふりーかっぷ 1,900円2,090  税込) 残りあと6個以上です

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